お墓があれば大丈夫!?亡くなってから49日までに準備すること。

皆さんこんにちは。アドバイザー藤田です。
私事ですが、昨年末父を亡くしました。普段アドバイザーとして皆さんのご相談に乗らせていただいてましたが、自分自身が実際にそういう状況に直面するとなかなか思うように行動することが出来ませんでした。
仏教では49日までの法要を比較的重要視し、親族でたくさんの人が集まってくださいます。今日は、近親者が亡くなった際に49日までに必要なことをお話ししたいと思います。

目次

  • 通夜、葬儀の手配
  • 役所への書類提出
  • 納骨の手配(49日納骨の場合)
  • まとめ

通夜、葬儀の手配

まずはご遺体の安置場所が必要です。通夜・葬儀をどこで行うのか?自宅またはセレモニーホールなどで行うのかを葬儀社を決め打ち合わせします。
自分の場合は自宅で行ったため、近隣の方たちにお手伝いいただき執り行いました。セレモニーホールの場合などはほとんどをホールスタッフの方が準備してくれます。
また、どこで亡くなっても医師による死亡診断書は必要です。
喪主を決め、各関係者への連絡をします。
今はほとんどの人が葬儀社を使いますので、後は通夜・葬儀の規模を決定するだけです。

役所への書類提出

まず人が亡くなった際には、各市町村役所に「死亡届」を提出する必要があります。
こちらは死亡日より7日以内(海外で亡くなった場合には30日以内)の提出が必要となります。めったに書く書類ではなく気も動転しているときですので慎重に記入しましょう。自分はこの書類を提出する際、間違えて「死亡者」の欄に自分の名前を記入してしまい恥ずかしい思いをしました。
この手続きをしないと火葬の手続きができないため、告別式後の出棺が出来なくなってしまいます。
最近ではこちらの手続きも代行してくれる葬儀社もあります。

納骨の手配(49日納骨の場合)

49日納骨の場合はほとんどが事前にお墓がある場合です。ただし、お墓が無くてもどうしても間に合わせたい場合には石材店に相談してみてください。お店によっては間に合わせてくれる場合があります。(牧之原石材はその部分も大きな実績があります。是非ご相談ください。)
納骨前に戒名彫りの依頼をします。墓石、または墓誌に戒名の彫刻をします。
戒名彫刻については事前に彫刻する場合と納骨後に彫刻する場合があります。そちらについては菩提寺のご住職に彫刻するタイミングをお聞きするのが良いと思います。
納骨についての関連記事です。↓
納骨の仕方に決まりはあるの?正しい納骨とは?
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まとめ

今回はかいつまんで説明しましたが、細かく言うともっと沢山のしなければならないことがあります。
仏壇がない家などは仏壇の手配や、参列者へのお礼の手紙なども大切です。
親族に関しては7日ごとの法要が7回続き、仏壇のお膳も毎食用意するなど、毎日の生活の中でもこまごましたものがたくさんあります。
自分が経験してみて改めて遺族の大変さを感じ、今後のアドバイザーとしての活動に生かしたいと思います。

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