絶対に必要!?お塔婆を立てないと先祖供養は出来ないの?


こんにちは。7月も半ばに入り夏本番になりました。水分補給の回数も多くなり常にお水を飲んでいる気がします。今回は今までブログ内でも何度か掲載してきたお塔婆について、お塔婆の必要性についてお話ししたいと思います。お塔婆を立てないと先祖供養が出来ないの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃいますので、もう一度お塔婆の意味をお伝えしていきます。

目次

  • お塔婆の意味とは?
  • お塔婆は必要?
  • まとめ

お塔婆の意味は?

お塔婆とは、供養のために用いる細長い板のことです。お塔婆は、故人や先祖を供養する追善供養の目的で立てられます。お塔婆を立てることが「善」とされており、「塔婆を立てる=善を積む」といった行いによって、故人の冥福につながると考えられています。また塔婆供養が先祖への善だけでなく、自身の善い行いとしても奨励されています。より詳しくお塔婆について書いた記事がありますので是非一読してみてください。
意外に知らない?!お塔婆にはどんな意味があるの?

お墓にお塔婆は必要?

どのような視点から考えるかでも、お塔婆が必要と考えるかそうでないかは異なります。お塔婆を立てるということは、いわば故人が一生懸命崖を登っている状況のときに「がんばれ!」と掛け声をかけるというようなもので、”何も声をかけない”かと”声をかける”かとの違いを表すのがお塔婆です。宗教上はこれを追善として扱います。また、寺院に属する檀信徒としては、自分たちの寺院の維持費を何かの折に少しづつ出し合うと言う意味合いもあり、それがお塔婆と言う形でもあります。しかし宗派によっては塔婆を立てない事もあります。浄土真宗では基本的にお塔婆を用いません。浄土真宗では、亡くなった後すぐに浄土へ往生する「他力本願・他力念仏」の考え方を取りますので、お塔婆を立てて故人の往生を念じる塔婆供養(追善供養)を行わないことが基本となります。
※但し、地域や寺院によっては宗派関係なく塔婆を立てる場合もあります。

他にも、お塔婆立ての必要性に着目した記事もありますので是非こちらもご覧になって下さい。
お塔婆立ては必要?つけなきゃいけないの?

まとめ

葬儀にしても供養にしても、お亡くなりになられた方の為というよりは今生きている人の為にあるものです。分かりやすく言いますと、お塔婆とはご先祖様への感謝と供養の心を託したお手紙みたいな感じです。今生きている人が故人に対しての思い出や感謝や懐かしさを蘇らせ、故人と自分との関わりを確認し心の安寧を得るためのものです。よって必ずしも形にこだわる必要はないということです。気になる方は一度お寺さんに相談して頂くことをお勧めします。
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