お墓の文字(デザイン)彫刻で雨が溜まらない方法をご紹介します。|静岡県 墓石

こんにちは!最近、メディアでも話題になり耳にする事が多くなった樹木葬ですが、そのほとんどは芝生墓地のように平たいお墓がほとんどです。その為、通常のお墓と同じように彫ってしまうと雨が溜まってしまいますが、このようなお墓の場合に適した彫刻方法がありますので、事前に雨を見込んで彫刻方法を希望することができるのです。今回は、雨が溜まらない彫刻についてお伝えします。
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2018年8月2日 に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年9月5日に改めて公開しています。

雨が溜まらない彫り方って?

スジ彫り(平彫り)

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こちらの写真の彫り方は、輪郭をスジ彫り(字の輪郭をある程度の深さまで彫る技法)、その中を浅く彫っていく形になります。本来、正面文字は字を深く彫っていくのですが、この場合は輪郭を深く彫る形になります。そうすることにより、雨が溜まらない事と濡れても乾きが早いためコケがつきにくくなっており色褪せもしにくいです。また、土埃などがつきにくい為、お掃除もしやすくなっております。一点、彫刻できる書体が決まっており一般的な「楷書」という文字のみ可能となっております。ハネや払いが複雑な行書や筆字には向いておりません。その為、書体にこだわりたいお客様には不向きかもしれません。

敷石彫り


次にご紹介する方法は、雨が溜まらない様に彫りたいけど書体もこだわりたいという方に向けた彫刻方法になります。こちらは深さ2~3mm程で彫っていきます。彫った箇所の厚さがほとんどない為、雨も溜まりにくく彫刻箇所も浅い為、すぐに乾きます。こちらは当社で運営管理している樹木葬霊園でも一番人気の彫り方になります。

お墓以外でも大活躍

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このような彫り方は、お墓だけではなくガラス彫刻にも使われています。お墓と同じように浅く彫る部分と深く彫る部分とを組み合わせて彫刻します。葉のデザインで例えると輪郭を深く彫り、葉の中の部分を浅く彫ります。深さを変えることで、より立体的で美しい図柄の表現が可能になり、今までに出来なかった細かい絵や模様等の凹凸感を立体的に表現することが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?最初にご紹介した平彫りはファントーニ彫りとも呼ばれ、ヨーロッパより育まれた石の芸術でした。名前の由来は、アメリカ最大の採石・墓石加工メーカーであるロック・オブ・エイジス社の誇る彫刻家ファントーニ氏のすばらしいクラフトマンシップと独創性からブランド名が誕生したようです。その後、歴史と伝統に培われたこの技法を、日本の暮らしや風土にとけこむ彫刻芸術へと進化させたのです。近年、通常のお墓でも樹木葬霊園にあるような低いお墓を建てる方が増えてきました。そのようお墓に関して、当社では雨が溜まらない様に平彫りまたは敷石彫りを推奨し提案しております。

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