水子供養の意味と必要性とは?様々な供養方法をご紹介します|静岡県 子供

こんにちは!2月に入り少しずつ暖かい日が続くようになりました。季節の変わり目、体調に気を付けてくださいね。さて今回は、水子供養についてお伝えします。様々な事情によりこの世に生を受けることのできなかった小さな命、水子供養の必要性と供養方法についてお伝えします。

2017年9月17日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年2月14日に改めて公開しています。

「水子」の意味とは

水子供養とは、中絶・流産・死産などでこの世に生を受けることの出来なかった子供(水子)の供養のことを言います。水子(みずこ)という呼び方は元来無く、水子(すいじ)・孩子(がいし)といって、生まれて1年以内に死んだ嬰児や死産した胎児を指しました。最近では、後者を水子といい、地蔵にこの霊を祀ることが流行しています。もともと子供は7歳まで神の子として死んでも葬式はしなかったり、無縁仏扱いにされていました。地蔵は、子供を守る仏とされていたことから水子の観念と結びついたとされています。
引用:お寺ネット

「水子供養」って必要なの

正直、水子供養は絶対に必要というわけではありません。必ずしもしなければならないという義務があるわけではないので、するかしないかは自分で決めることができるのです。水子供養というカテゴリにとらわれず、寺院で手を合わせたり、自宅でお花を飾るでも良いのです。気持ちの表わし方は人それぞれで、何より大切なのは赤ちゃんに対する供養の気持ちです。

水子供養の方法

水子供養の方法は様々で、宗派や寺院によってもそのやり方は違います。どのような供養方法があるのかをご紹介します。

僧侶の読経による水子供養

非常に丁寧な供養方法です。ご先祖さまのご供養と同様、水子の霊に対し、僧侶が読経して供養します。お寺に参拝して法要に参列する場合が一般的ですが、遠方や都合で参列できない人の為に、今では自宅に居ながら読経供養が出来るお寺があるようです。

戒名・位牌での水子供養

  • 水子霊に戒名をさずけして永代供養する方法
  • また、お位牌を造仏して永代供養する方法

考えてみれば水子には形無く(遺骨がない)遺品もありませんが、形無き存在を形有るものとし、仏さまと結縁し供養するようです。ほとんどの場合、お寺の供養壇にて永代供養されるので安心です。ご先祖様と同じように供養をしていく形です。

石仏地蔵尊造仏での供養

水子供養のために、石仏をお寺の境内に奉安し、供養してもらう方法

写経による水子供養

昔から水子供養だけに関わらず、写経による供養はなされてきました。写経は自宅で手軽に始められるので。毎日写経供養をされている方も多いようです。この供養の場合は、最後に”為○○水子供養”と書くので、出来れば菩提寺にて戒名を頂いた方が良いそうです。

地蔵尊参拝での水子供養

それぞれのお寺の境内に、地蔵尊の石仏・金仏が祀られていて、水子供養を願う方がこのお地蔵様をお参りし、その水子の成仏を願います。この場合、その時にお経をあげてくれる場合もあれば、毎月や年の決まったときに住職が供養をしてくれます。こうした地蔵尊のあるお寺では、水子供養の為に、供養者が護摩木にその名前を書いて奉納したり、、小さな石に名前を書き入れて奉納するやり方もあるようです。お寺によっては、永代供養を受け付けて下さるケースも最近は増えてきているそうです。

写仏による水子養

写経と同様、自宅で出来る供養方法です。水子供養にでは、お地蔵様を写仏されると良いそうです。

つちぼとけによる水子供養

こちらは石仏と同じで、地蔵尊を陶芸で造仏する水子供養方法です。最近ではオーブンで焼ける粘土もあり、初心者でも手軽に作ることが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?改めて水子供養とは、水子の幸せを願い愛情を伝える為に行います。供養をするのに決して時間は関係ありませんので、ご自身の気持ちが落ち着いたときに供養をしていただければと思います。又、何より一番大切なのは赤ちゃんを思う気持ちですので、供養の形にとらわれず、思った時に手を合わせたりしていただければと思います。

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