こんにちは!牧之原石材です。お葬式が終わりしばらくすると、お骨をお墓に納める納骨式や法要を行います。最近では、納骨を行う時期は、四十九日法要とは限らず、心の整理がついた頃や、お墓の準備が整ってからされる方も多いようです。そんな納骨の準備の際に、事前に用意するものや、当日の持ち物について今回はお話ししたいと思います。
2016年6月14日 に公開した記事ですが、内容を加筆修正しましたので2022年7月26日に改めて公開させていただきます。
目次
- 納骨の事前準備、準備しておきたい事とは?
- 納骨の当日、お墓には何を持っていけばいいの?
- まとめ
目次
納骨の事前準備、準備しておきたい事とは?
納骨の日取りも決まり、納骨に向けて事前に準備をします。流れに沿ってご説明していきたいと思います。
1、墓所への納骨法要(納骨式)の連絡
寺院墓地の場合は、ご住職や聖職者の方に法要のお願いをされるので、墓地で納骨をする事を再度連絡されなくても良いかと思いますが、霊園の場合は、当日、近隣区画での法要が重なることも想定されますし、親族様を招かれての法要ですと、駐車場の数も多くなりますので、事前に霊園事務局などへご連絡をしましょう(規定の中に定められている場合もありますので、確認をしましょう)
2、戒名(俗名)彫りの依頼(お墓に戒名板や墓誌などがある場合)
多くの方は、お墓に納骨される方の「戒名」や「生前のお名前」を彫られます。こちらは石材店に依頼します。依頼から施工までは最短で2週間程度で出来ると思いますが、文字の確認や天気などで作業ができない場合もあるので、出来るだけ余裕を持って早めにお願いしましょう。
3、石材店への納骨の立ち会い依頼
お墓の納骨室にお骨を納める際、お墓の納骨蓋(納骨口)を開けて埋葬するのですが、納骨蓋も石材ということで大変重いです。そしてしっかりと密着しているので、開ける際、入口の石との少しの接触で欠けたりしてしまいますので、石材店などのプロに頼むとよいでしょう。当日は正装もされているので、汚れてしまったり動きづらいこともありますので、戒名彫りをお願いする際に「納骨の立ち合い」もご一緒に石材店にお願いするのが良いでしょう。
4、参列者への連絡
ご親族や参列者に連絡をしましょう。
5、法要後の食事や引き物の準備
納骨法要(式)の後に、お食事の用意をすることもあります。人数が多い事もありますので、食事をされる場所の予約や帰りにお渡しする引き物の準備もしましょう。
日取り(日程)はいつ何処に頼んだららいいのか、詳しくはこちらの記事で↓
意外に知らない?納骨の準備。どこに頼めばいいの?
納骨の当日、お墓には何を持っていけばいいの?
納骨法要(式)が近くなって来たら、当日の持っていく物の準備をします。寺院や宗派によって用意しなければいけないものもありますので、まずは法要をお願いした聖職者に確認をしましょう。一般的に用意されるものとしては、お墓にお供えするお花、お線香、お供え物です。お供え物は、故人の好きだったものをご用意して行かれるとより一層想いが伝わるのではないでしょうか。
そして忘れてはいけないのが、「遺骨埋葬許可証」とご遺骨(お骨)です。※「遺骨埋葬許可証」=「火葬許可書」に「火葬執行済」と記載されているもの。こちらは、当日、墓地管理者にお渡しをします。
まとめ
納骨は、故人のご遺骨をお墓に納めるということで、ご遺族と故人への想いをしっかりと整理する機会にもなります。またその想いこそが、後のお墓参りへの想いと通じるものになるかと思います。当日もお忘れ物が無いよう、しっかりと確認しましょう。