お墓の基礎工事の重要性|静岡県で建墓

「お墓を建てるのにも基礎工事が必要なの?」と疑問に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、お墓を建立する際には、しっかりとした基礎工事が必要です。
その理由は、お墓の重さにあります。お墓の重さは区画の広さにもよりますが、2~3トンあります。それだけの重量の物を基礎工事なしに地面に建てれば、時間の経過ともに沈んでいってしまいます。その重さを支える為にも基礎工事は重要な意味があります。基礎工事をしっかりやっていないと、将来お墓が傾いたり、沈下してしまう恐れがあります。
もちろん、地震等の自然災害時には、基礎工事の有無で被害に大きな影響が出てくることがあります。しかし基礎工事をしているから絶対に大丈夫というわけではありません。もともとの地盤やお墓の総重量に合った適切な基礎工事が施されていることが大切です。ではどんな基礎工事があるかご紹介します。

2016年4月17日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年3月30日に改めて公開しています。

目次

  • 一般的なお墓の基礎工事
  • 地盤が緩い時の基礎工事
  • 基礎工事をしていなかった場合
  • まとめ

一般的な基礎工事

まずは地盤などに問題がない時の基礎工事を紹介します。以前に基礎工事に関して書いたブログがありますので、こちらをご覧になってください。↓
お墓の基礎とは?~石材店だからわかるお墓の構造~

地盤が緩い時の基礎工事

次に地盤が緩く特殊な基礎工事を施工しなくてはならない時の基礎工事を紹介します。こちらも以前に基礎工事に関して書いたブログがありますので、こちらをご覧になってください。↓
皆さんは効果的なお墓の地震対策ってご存知ですか?

基礎工事をしていなかった場合

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基礎工事をしていない所に、お墓を建てて長年経過して傾むいてしまったお墓を修繕する工事もありました。小さなお墓(総重量、1トン未満)ですが時間の経過と共に沈下してしまい傾いてしまいました。
どんなに小さなお墓でも、1トン近い物が基礎工事のない所に長年鎮座していれば沈んでいってしまいます。なので基礎工事は重要なんです。

まとめ

基礎工事はお墓を建てるとほとんどが隠れてしまい見えなくなってしまいます。お墓の構造上、見えない所に耐震の構造が組み込まれています。お墓の工事では、石の土台になる基礎工事が一番肝心です。いくら品質の良い石を使ってお墓を建てても、基礎がしっかりしていなければ、崩れたりしてせっかく建てたお墓が長く持ちません。お墓は一度建てれば、その家系で代々引き継がれていく物です。長い間大切に引き継いでいくためにも、基礎工事をしっかりとやって安心してお参りができるように、私たちは基礎工事をとても重要視しております。

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