お彼岸の意味と供養方法とは?

こんにちは。もうすぐお彼岸ですね。今回は、お彼岸の意味と供養方法についてお伝えします。

お彼岸とは?

彼岸という言葉はインドで使われている言語の1つ、サンスクリット語の「パーラミタ―(波羅蜜多)」の漢訳で「お彼岸」の略だと言われています。つまり、いろいろな迷いのこの多いこの世(こちら側の岸=此岸)から、悟りの世界(彼の岸=彼岸)へ到達するという意味です。春の彼岸は春分の日を中日に、秋は秋分の日を中日に前後3日間を合わせて、合計7日間行われます。中日は昼夜の長さが等しく、太陽が真東から出て真西へ入ります。真西に沈む夕日を拝み、その彼方にある浄土を思い、そこにいる先祖をしのび、仏事を行う期間と言われています。ちなみに、今年のお彼岸は、9月20日~9月26日です。

お彼岸の供養は?


できるだけ家族そろってお墓参りをするようにし、墓石をきれいに洗うのはもちろん、お墓の周囲も掃除して花や線香をたむけ、お菓子などをお供えをすると良いようです。また、家庭の場合は、仏壇を掃除し、新しい花、牡丹餅、お萩、お彼岸団子等をお供えします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?お彼岸の意味はとても深いですが「ご先祖様を偲ぶ」事に変わりはありません。又、もう一つお彼岸の期間が7日間と定められたのには、忙しい人でもその期間のどこかでご先祖様と向き合い、手を合わせ供養することができれば、きっと極楽浄土へと到達することができるだろうという意味も込められているようです。今後、お彼岸の本来の意味を考え行動される事で、お彼岸への意識も変わるのではないでしょうか?お彼岸の期間中は、各寺院で彼岸法要が行われますので参加をするのも良いかもしれません。

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