葬儀に参列する際、覚えておきたいお焼香の作法


こんにちは、牧之原石材です。皆さんは通夜や葬儀に参列してお焼香をする際「どうやればいいのかな?」と悩んだことはありませんか?「前の人と同じ様にやればいいか。」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、ちょっと待って下さい!あなたも誰かのお手本になっているのかもしれませんよ。作法を知っていれば困ることはありません。今回はお焼香の方法と基本的な知識(マナー)についてご紹介致します。
2016頭年1月28日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2018年8月24日に改めて公開しています。

目次

    • お焼香について
    • お焼香の仕方
    • お焼香の種類
    • まとめ

お焼香について

お焼香とは、仏様や故人に向けて香を焚いて拝むことを言います。 お葬式や法要などでよく行われるもので、細かくした香を香炉に落として焚きます。お香には、その香りで邪気を祓って霊前を浄め、冥福を祈る気持ちと意味がこめられています。 心と身体の穢れ(けがれ)を取り除いて清浄な心でお参りするための作法であり、 一般的に左手に数珠を掛けて右手でお焼香を行います。

お焼香の仕方

基本的には右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまみ、 額の高さまで上げ(押しいただく)、 指をこすりながら香炉に落とします。これを1~3回行います。お焼香の回数は宗派によって違いがあります。先ほどご紹介したお焼香の作法も宗派によって微妙に異なり、1回のお焼香に気持ちを込める宗派もあれば、3回することに意味を持つ宗派もあります。額へ押しいただくことに関しても、宗派によって作法が異なる場合があります。下記でご紹介している回数と作法をご参考にしていただければと思います。参列した葬儀の宗派の作法に沿って行なう方が丁寧ではありますが、 自身の信仰している宗派がある場合は、その宗派に沿った方法でも問題ありません。参列者の多い葬儀の場合は、時間の関係で「1回にして下さい。」と案内されることがありますので、その場合は1回だけお焼香します。

お焼香までの流れ(立礼焼香の場合)

・焼香台の前までは端を歩く(故人に敬意を示すため)

・遺族に対し一礼

・遺影に対して一礼

・焼香は三本指が一般的
(二本指(偶数)は【割れる、別れる】を想像させるため、冠婚葬祭では忌み嫌われている)

・焼香の後、遺影に一礼

・戻るときに遺族に一礼し、端を通って退場する

宗派別のお焼香回数

宗 派 ご 焼 香 回 数
日蓮宗 1回(または3回)押しいただく
日蓮正宗 3回(または1回)押しいただく
真言宗 3回押しいただく
臨済宗 1回押しいただく ※押しいただくてもよい
曹洞宗 1回目は押しいただき、2回目は押しいただかず香炉に落とす
浄土真宗 1回のみ押しいただかず香炉に落とす
浄土宗 回数の定めは特にない
天台宗 回数や作法に特に定が無く、押しいただくかも自由

※お焼香や押しいただく回数は、紹介している所によって多少異なります。

お焼香の種類

お焼香には一般的に、立礼焼香・回し焼香・座礼焼香の3種類があります。式場の規模や様式によってお焼香の方法も変わりますので簡単にご紹介致します。

立礼焼香

立礼焼香は椅子席の式場で多く行われる方法です。
※お焼香の流れは上記参照。

回し焼香

自宅の通夜や葬儀、法事などで行われる方法です。 他のお焼香とは違い、自分で焼香台まで行くのではなく香と香炉が1つになったものが回ってきます。お焼香の流れは立礼焼香と同じです。受け取った焼香炉を自分の前(狭くて前に置けない場合は膝の上)に置いてお焼香します。お焼香が終われば次の人に回します。

座礼焼香

畳敷きの式場で多く行われ、基本的な流れは立礼焼香と同じになります。 移動の際、焼香台の近くの場合は「膝行・膝退(しっこう、しったい)」で移動し、遠い場合はまっすぐ立たず腰をかがめた中腰の姿勢で移動します。お焼香は正座で行います。
※膝行・膝退(しっこう・しったい)・・・腕の力で身体を少し浮かせて、膝をついたまま少しづつ移動すること。

まとめ

如何でしたでしょうか。お焼香は宗派によって作法の種類が色々あります。勿論、参列した葬儀の方法が分かるのが一番ですが、少なくとも分からない時の為にご自身の宗派のやり方は覚えておく方がいいでしょう。周りの方に確認したり、檀家寺のご住職に教えていただいてもいいかと思います。お焼香は宗派等によって作法が多少異なりますが、一番大切な事は亡くなられた方のご冥福をお祈りする気持ちです。亡くなられた方と縁あってご葬儀に参列するのですから、想いを込めてお焼香してあげてください。

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