お墓参り後のお供え物の処理に困った方必見|お墓参りのマナー

こんにちは、牧之原石材の勝田です。皆さんはお墓参りに行く時には、お花以外に何かお供え物を持っていきますか?彼岸には「ぼたもち」や「おはぎ」などお供えしたり、季節の果物や食べ物、故人の好物だったものをお供えする方もいると思います。では、お供えした物は、どのように処理していますか?処理方法に困ったことや悩んだことはありませんか?今回は、お墓参りのお供え物の処理方法、お墓参りにのマナーについて解説いたします。

目次

  • お墓参り後のお供え物の処理方法
  • お供え物で気を付けたい物(事)
  • まとめ

お墓参り後のお供え物の処理方法

故人やご先祖様のために持ってきたものなので、お墓に置いて帰りたいと思う方もいるかと思いますが、お花以外のお供え物はお墓に置いておかないのが作法とされています。

墓前でいただく

お供え物はご先祖様と分け合っていただくのが供養になると言われています。普段いただきものをしたときなど、一度仏壇にお供えしてからいただく習慣がある家も多いのではないでしょうか?同じようにお墓にお供えした物も、ご先祖様や故人と一緒にいただくのが良いとされています。墓前にスペースがあったり、墓地内に休憩所や東屋などがある場合には、ご先祖様に感謝し、故人を偲びながらいただくのもよいでしょう。

持ち帰る

墓前や墓地内でいただくことができない場合は、持ち帰るようにしましょう。お墓参りで供えた物は持ち帰らないとされていたこともありますが、食べ物をそのまま放置しておくと、鳥や他の動物が食い荒らしたり、腐敗してお墓の石を汚すことになり、他のお墓やお墓参りに来る方のご迷惑になることもあります。近年では、お墓以外のお供え物(特に食べ物)は持ち帰るのがマナーとされています。

お供え物で気を付けたい物(事)

お墓へのお供え物で気を付けたい物(事)があります。食べ物をお供えする時は、半紙や懐紙などを敷いて、直接墓石の上に置かないようにしましょう。墓石がシミになる原因にもなります。ビールやコーヒー、ジュースなどの缶飲料も注意が必要です。長い間お墓に置いたままにしておくと錆が出て、墓石に付着し取れなくなってしまうこともあります。時々、缶の丸い跡が残っているお墓を見かけることがあります。ビン類の飲料物も、風で倒れて割れてしまうと中の飲料が墓石に付着し、シミや色あせ、劣化の原因などになることもありますので、放置しないようにすることをおすすめします。

まとめ

お墓参りは、ご先祖様に感謝し、故人を偲び供養する気持ちが大切なので、お供え物はどんなものを持って行ってもかまいませんが、マナーを重視し、お墓参りをしている間だけお供えし、お墓参りが終了したら、その場でいただくか、持ち帰るようにしてください。他のお墓やお墓参りの方へ迷惑を掛けないことも、墓石を汚したり傷めないように大事にすることもご先祖様の事を考えた供養の1つではないでしょうか。
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