お墓の移転方法・引越し(改葬)にまつわるトラブル | 静岡県内対応の牧之原石材

お墓の移動・引越し(改葬)の費用に関するお問い合わせはたくさん頂きます。

結論から申し上げますと、費用の相場はケースバイケースかなり差があります。
しっかりとお見積りをしないと「●●万円です」とご提示することができません。

弊社牧之原石材では、お客様からご相談を頂いた段階で全国にある石材店を利用します。
(全国優良石材店、日本石材産業協会、日本JC石材部会の約1500社に及ぶネットワーク)
そして、お客様の現地にある墓石、墓地を正確なお見積り(無料)で対応させて頂いております。

とはいえ、どのような事に費用がかかるのか気になるかと思います。
一般的な事例をご紹介しますので、お墓の引越しの参考にしてください。

霊園・墓地の区画の購入費用=永代使用料

引越しの際にはまず、引越し先の霊園や墓地の区画を購入する必要があります。

この時に発生するのが、住宅で言うところの「土地代」にあたる「永代使用料」です。
どのような引越しであっても、これはまず発生してくる費用となります。

永代使用料の金額は、地域によってかなり差があります。
静岡県内であっても、地域により相場がかなり違うこともありますので、お困りの際にはぜひご相談ください。

永代使用料とは
永代使用料は、墓石を建てる場所の使用する料金の事を言います。
永代と言うのは、永久的にその区画を使用できる事を言います。
土地の売買とは違い、永久的に使用し続ける事から永代使用料と言われます
霊園や墓地によって金額も様々で、各場所によって表現の違いはありますが、
年間管理料や互助会費や護助会費などが掛かります。
このような料金には、非課税のため消費税などは掛かりません。

元の墓石を移転するのか新しく建てるのか

引越しには大きく分けて2パターンあります。

一つ目は「お骨だけ移転する」というパターン。
二つ目は「墓石も移転させる」というパターンです。

それぞれで費用が変わってきます

1.お骨だけ移転

お骨だけ移転する場合には、新しい霊園や墓地に新規に墓石を建てる必要があります。
この場合は使う石材、デザインなどによって金額が決まります。
墓石を新しい墓地で使わない場合には、古い墓石の解体費用や土地を元に戻すという作業費も必要になってきます。

2.墓石も移転

一方、墓石を新しい霊園や墓地に移転する場合には、その墓石の運搬費用がかかります。
また、そのお墓がもとあった場所(山の上である、車が通りづらいなど)、また引越し先の霊園の規格
(地域によるお墓の建て方や規模の違い)などでも費用が変わってきます。

引越し“元”、引越し“先”が霊園かお寺で費用が違います

引越し元や引越し先が、霊園なのかお寺なのかでかかる費用が変わります。

引越し元がお寺の場合には、移転する際に「檀家を抜ける」ということになりますので、
「離檀料」を求められることがあります。この離檀料は地域やお寺によって様々です。

そして、引越し先もお寺であった場合には、「入檀料」が発生することもあります。
また、引越しの際にお墓から魂を抜く「閉眼供養」、新しいお墓に魂を入れる「開眼供養」というものも
儀式として行います。こちらにも費用がかかります。

霊園の場合には、こうした檀家制度に伴って発生する費用というものはなく、管理料だけになります。

目次:失敗しないお墓の移動・引っ越し(改葬)