よくある質問 | 静岡県内対応の牧之原石材

お墓に納骨するまでに自宅でお骨を保管する時の注意点は?

遺骨は湿気に弱くカビが生える可能性があるので直射日光を避けた風通しの良い場所に安置するのがベストです。

遺骨は湿気に弱くカビが生える可能性があります。
火葬後の遺骨は陶器製の骨壺に入れられ木製の骨箱に入れて保管します。無菌状態なので、悪条件が揃わない限りカビは生えませんが、高温多湿な場所で何らかの栄養が揃えば遺骨にカビが生えはじめます。カビというのは大変繁殖能力が高いもので条件さえ揃えばどこにでも繁殖できる可能性があります。骨壺は寒暖の差を避けた方が良いので、直射日光を避けた風通しの良い場所に安置するのがベストです。リビングよりも寝室やクローゼットといった暗室で保管されることをおすすめします。

スタチューってなんですか?

スタチューとは、『石像』『彫像』『立像』を意味します。石材店で扱うのはアンパンやスヌーピーなど石の置物です。

スタチューとは、『石像』『彫像』『立像』を意味します。
非常に忠実に立体化され、どれも愛らしいキャラクターグッズとなっております。

お墓とは何か

故人を成仏させるため、供養し祀る仏塔のことであり、
先人に感謝し子孫の平安を願うこの世に残された人の拠り所となりうる場所です。

故人を成仏させるため、供養し祀る仏塔のことであり、
先人に感謝し子孫の平安を願うこの世に残された人の拠り所となりうる場所です。
亡き人に話しかけられる場所であり、
親を想い自分たちの生活の歴史を子供たちに伝えていくのに必要不可欠なものです。

墓埋法では墳墓と呼び、死体を埋葬または焼骨を埋蔵する施設のことを指します。

死体の埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に行ってはならないとされており、
墓地とは、都道府県知事の許可を受けた区域になります。
その墓地にお墓を建て、故人を供養する場として受け継がれていきます。

何故お墓を建てるのか

今から七万年前、人類の近縁にあたるネアンデルタール人が死者にお花を手向けたことが明らかになっています。

今から七万年前、人類の近縁にあたるネアンデルタール人が死者にお花を手向けたことが明らかになっています。
発掘によってお墓の周りから、ネアンデルタール人の化石とともに沢山の花粉が発見されたことからそう言われており、
【死者を敬う】【大切な人を敬う】気持ちがお墓作りの原点になっているのです。

日本では縄文時代から死者を埋葬する習慣があり、弥生時代には木や石の棺も使われていたとされていました。
昔からの習慣でお墓を建てるのではなく、人々の心の豊かさの表れであり、死者への哀悼、追憶の心、供養の心によって建て続いてきたものであると言えるでしょう。

供養とは

供養とは、「尊敬すること」「礼拝すること」「尊敬をもって受けとること」などの意味です。

供養とは、「尊敬すること」「礼拝すること」「尊敬をもって受けとること」などの意味です。
また、供養は「供給資養」の略であり、三宝(仏・法・僧)を資養するために尊敬の心をもって香・華・灯明・飲食などを奉ることとされています。

「供養」と言う言葉で、死者に対する追善供養、餓鬼に対する施餓鬼供養が行われるようになり、その流れに水子供養、先祖供養というものがあります。
亡き人に供物を供え、敬意をはらい、冥福を祈ると共に、
自分をあらしめてくれたすべての人に感謝するということなのです。

亡き人の菩堤を弔い、それを契機に自分の生き方を振りかえり、仏の心を持ちながら生きるをいうことが最大の供養になるのです。

墓地の購入とは

墓地の購入とは一般の土地の購入とは異なり、「永代使用権」の取得を意味します。

墓地の購入とは一般の土地の購入とは異なり、「永代使用権」の取得を意味します。
「永代使用権」とは、子孫等がその墓地を継承する限りにおいて、使用権が連続するというものですから、継承者の居ない墓地は、法律に定められた手続きによって墓地の運営者に戻されるということになります。

一般的には譲渡・嬢受できないとされ、返還しても永代使用料は払い戻しされることはありません。

遺言などで祭祀継承者を定めておけば、他人でも継承できるとされています。(民法897条)

【祭祀継承者】
お墓など祭祀財産を継承する人のことで旧民法では「直系の男子優先」とされており、
つまり長男が継承するものと定められましたが、
現民法では、「慣習に従って」もしくは「被相続人の指定に従って」となっております。

公営墓地
都道府県や市町村が所有する墓地であり、寺院墓地や民営墓地よりも永代使用量や管理料などの費用が安く人気も高いです。 現住所に一定の期間居住している・遺骨が手元にある・継承者あり・分骨はしてはいけないなどの条件もあるが、 石材店を自由に選択できる・宗教や宗派を問われないなどのメリットもある。

寺院墓地
日本の伝統的なお墓の形態で、寺院境内で経営が行われており、住職に手厚く供養して頂けるという安心感があります。 宗派の確認や檀家の義務があり、管理費や寄付・お布施を定期的に支払う必要があります。

民営墓地
公益法人(非営利法人)が運営しており、公営墓地に比べて、永代使用料もやや高くなる傾向がありますが、 申し込み資格が無く、宗派・宗教に関係なく利用できます。生前にお墓の準備をすることができるのが特徴です。 申し込む際には環境(日当たり・平坦地など)設備(造成工事・給排水・駐車場・交通の便など) 諸条件を調べておくとよいでしょう。

墓地購入時の注意点

寺院墓地購入の際にはお寺の教義やしきたりに従うことが前提であることから、購入前に方針を率直に聞きましょう。

寺院墓地購入の際にはお寺の教義やしきたりに従うことが前提であることから、購入前に方針を率直に聞きましょう。

・年間行事にはどのようなものがあるのか(参加は自由なのか義務なのか)
・葬儀の費用はいくらか
・入檀料は必要か
・戒名を変えなければならないか
・寄付やお布施について(最近では徴収しないと決めている寺院もある)
など。

◎一般的な文言の使用方法

【宗旨・宗派一切不問】
墓地購入後も、自分の宗教や宗派を変える必要はなく、自分たちの宗派で法要ができます。

【宗派不問】
伝統的な仏教の宗派であれば、何でもよいとされ、檀家になる必要はありません。
ただし、法要は霊園指定になります。

【過去の宗派は不問・要入檀家】
購入前の宗派は問わないが、購入後はその寺院の檀家になることが条件となります。
その際の入壇料・戒名について確認しておくとよいでしょう。

◎価格表示
1区画・1㎡・1聖地
 墓地使用料(永代使用料)だけの価格であり、墓石、外柵、管理費は別途かかります。
 「区画」「聖地」の表記の場合は墓地によって広さが異なります。
 「1㎡10万円」は、1㎡の販売価格が10万円の場合と1㎡当たり10万円の場合があるので注意しましょう。

宗派を変更したら埋葬できないのか

寺院では信徒、檀家のために墓地を経営し埋葬を行います。

寺院では信徒、檀家のために墓地を経営し埋葬を行います。
檀家でなくなった人の為に埋葬を行わなくても仕方がありませんが、墓地に葬られた遺骨は 容易に移動できるものではありません。 墓地は子孫の遺体や遺骨が葬られる場所であり、それは永代によって続くものとして成立しています。

従って、檀家でなくなったとしてもそれだけでは墓地使用権を解消することはできません。 但し、寺や檀家の信仰を害するような寺院の方針と違った式典や埋葬、法要を求めることはできません。

信頼できる石材店とは

墓石を購入する石材店選びは墓地選びと同様に重要となってきます。

墓石を購入する石材店選びは墓地選びと同様に重要となってきます。できるだけ多くの情報を集め慎重に選びましょう。

墓石は他の商品とは本質的に違い、代々受け継がれていく100年の買い物です。従って、石材店は墓守であるということを頭に入れておき、ブローカーなどの墓石販売業者には注意しましょう。

良い石材店の選び方

契約前に石材店に足を運び、店主の人柄や地元に根付いた店であるかを確認し、 実際に建てたお墓を見せてもらうとよいでしょう。

契約前に石材店に足を運び、店主の人柄や地元に根付いた店であるかを確認し、 実際に建てたお墓を見せてもらうとよいでしょう。
地元の人や実際に建てた人の評判を聞いたり、技術・出来栄えを目でみて確認するということはとても重要なことです。
にわかづくりの墓業者やブローカーは、ある程度売ると他へ転居してしまうので注意しましょう。
地域の墓地に詳しく、いかなる墓地の地盤にも対応できるということは重要です。

格安(値引き)を売りものにしているお店ではなく、墓の価値や心の満足のいく提供を重視する店を選びます。 購入後のメンテナンスやアフターサービスが充実しているか商品に対する責任を明示しているかどうかの保証行為の確認を 忘れずにしましょう。

※既存石材の変化または劣化に関する保証は出来ません。

墓石の形

和型(三段型)墓石の起源は江戸時代に出来たといわれ、石は上から「天」「人」「地」をあらわしています。

和型(三段型)墓石の起源は江戸時代に出来たといわれ、石は上から「天」「人」「地」をあらわしています。 墓石の形は地域で異なるため、地元の石材店に聞くとよいでしょう。

洋型(オルガン型)墓石は公園墓地や芝生墓地に行くとよく見かける横幅の広い墓石で、お墓も個性化しており、 スマートで現代的な洋型墓石の人気が高まっています。 台石に安定感があり刻まれる文字も自由なので自分好みの自分らしいお墓づくりができるのです。

伝統的な供養塔には【五輪塔】があります。

五輪塔とは

五輪塔は宇宙の五大要素(地・水・火・風・空)から構成されているという密教の五大思想に基づいて作られており、 この世に生きているものすべてが五大要素から出来ているのです。

五輪塔は宇宙の五大要素(地・水・火・風・空)から構成されているという密教の五大思想に基づいて作られており、 この世に生きているものすべてが五大要素から出来ているのです。

【地】大地を表し、人間の身体、肉体
【水】身体の中の水分
【火】身体にある熱
【風】呼吸

人間はこの四つの要素が集まって新陳代謝を繰り返して『空』を生きているという古来のインドの思想をもっているのです。 報恩供養を願って建立される代表的な石塔であり、森羅万像を形どった供養塔です。 五輪塔を原型とするお墓は人間の身体、上から頭・顔・胸・腹・膝を表しているので、人と仏が一体となった姿といわれています。

五輪塔は仏塔であり、お寺の五重塔と同じ役目をしています。 本来、塔はお釈迦様のお墓という意味があったのですが、やがて塔自体がお釈迦様と遠い祖先を供養する象徴になりました。 故に、お墓は亡くなった人を拝むのではなく、仏を拝み、念仏を唱えその功徳を亡くなった人に振り向けることといえるでしょう。

どんな石が良いのか

現在お墓に使用されている石は花崗岩である。石材としては御影石と呼ばれます。

現在お墓に使用されている石は花崗岩である。石材としては御影石と呼ばれます。 その70%が輸入材であり、石の種類は数百種類に及びます。 輸入先には中国・インド・アメリカ・フィンランド・スウェーデンなどがあります。

石種と価格の関係は需要と供給の関係ですので、安価であるから品質に問題があるとは一概には言えません。 水を吸いやすい石や硬度が低い石も避けましょう。

墓石に刻む文字

墓石に文字を刻むようになったのは平安時代の終わり頃で、当初は経文や梵字が刻まれていました。

墓石に文字を刻むようになったのは平安時代の終わり頃で、当初は経文や梵字が刻まれていました。

【鎌倉時代】
武士の間で『戒名』彫りが広まっていきました。

【室町時代】
墓塔に仏の種子・仏像・名号・題目などの供養仏がレリーフ(浮き彫り)として刻まれていました。

【江戸時代】
庶民三段型の墓石が建立し、石塔頭部に仏像、その下に「南無阿弥陀仏」の名号、或いは「南無妙法蓮華経」の題目が刻まれていました。石塔側面には仏弟子となった故人の戒名、法名が記されたという。

【明治時代】
仏像、名号、題目が欠落し、「家紋」「個人俗名」が刻まれ、仏教的意味づけが失われていきました。

現在では楷書体、行書体、草書体、隷書体、ゴシック体などの既成の書体から自由に選べます。 永久に残るものなのでわかり易い楷書体が使われる場合が多いようです。 新字体によりも旧字体の方が風格が感じられるということもありますし、書道家に依頼して書いてもらうのも良いでしょう。

生前にお墓を建てるのは良くないのか

仏教では生前にあらかじめ死後の冥福を祈ることを「逆修」といい、寿陵を建てると言うのは仏教の教えでは、功徳の高い習慣であるといえます。

仏教では生前にあらかじめ死後の冥福を祈ることを「逆修」といい、寿陵を建てると言うのは仏教の教えでは、功徳の高い習慣であるといえます。

寿陵は古くから中国でもおめでたい事とされ、古書にも「寿蔵」「寿穴」「寿堂」などとかかれています。
古くは秦の始皇帝を始め、歴代の帝王がも建てたとされており、墓石に書かれる戒名はお祝い事の色とされている朱文字で書きます。
日本では聖徳太子が1350年前に建立している。

寿陵はここ数年で急激に増えてきました。その理由には核家族化や墓地不足にあります。 最近では縁起のためだけでなく、子供に負担をかけたくない、自分の気に入った墓石や場所を選びたいという人が建てているようです。 最近の分譲墓地はお墓を立てることが条件になってたりしますので、必然寿陵が増えるということにもなります。 都営や公営の霊園では足りていないことから寿陵は建てられないこともあります。

「地蔵本願経」というお経の中ではお釈迦様は「あらかじめ生前に死後の仏事を修めておくと、その幸せは無量で計りしれないと説いている。

寿陵は心が豊かであることの表れではないでしょうか。

お墓の向き

北は仏の玉座。エネルギー源の太陽が墓石に当たらないことから北向きはお勧めできません。

北は仏の玉座。エネルギー源の太陽が墓石に当たらないことから北向きはお勧めできません。

お墓は本来は仏塔であるため、八方世界を照らすとされ、仏の座に東西南北はありません。 仏教では六方拝といって、東西南北上下いずれも尊び吉凶は問わないとしています。 どうしても方角が気になるという場合、灯籠は四方を照らす意味合いがあり良いとされていますので灯篭をを建てることをお勧めします。

財産や名声が得られ、子孫も繁栄する、最も吉相 な向きは東南とも言われており、 墓の向きと家庭運の因果関係は〝陰〟である墓は〝陽〟の方向を向かなければならないと記されています。

お墓をまとめたい時

お墓を一つにまとめたいと言う場合は、個人墓をまとめて『合祀(ごうし)墓』を建てましょう。

お墓を一つにまとめたいと言う場合は、個人墓をまとめて『合祀(ごうし)墓』を建てましょう。

古いお墓を一つ一つ丁寧に「魂抜き法要」をして、不要になった墓石は無縁塚などに入れてもらうといいでしょう。 スペースがあれば、合祀墓の周囲に並べるか、石材店に引き取ってもらいます。

古いお墓に刻まれている戒名、俗名、死亡年月日、生年月日、享年○○歳などを「過去帳」とよく照合し、間違いなく書き留めて、 新しい墓詩(法名碑)に戒名などを刻みます。

このような「合祀」をする場合、法律的に「改葬」に当たるので、改葬手続きが必要になります。

開眼供養

「開眼」には、「新たに仏像の眼を開く」という意味があります。

「開眼」には、「新たに仏像の眼を開く」という意味があります。 新しい仏像が出来たときに、その仏の霊を迎える儀式を「開眼供養」といいます。

新しい墓石をただの石から「仏塔」にするための仏さまの心(眼・魂)を入れる儀式です。 お墓に魂を入れるという意味で「入魂式」「み魂入れ」「お性根入れ」とも言われています。

この法要を行うことによって、新しいお墓が宗教的な機能を果たすことになり、故人の霊の安住の地となり、納骨することが出来るわけです。

お墓を建てたら、できるだけ早くお経をあげてもらいましょう。 しかし、四十九日の忌明けか、年回忌、お彼岸やお盆の仏事に合わせて営むことが多くなっています。

埋葬の手続き

埋葬までの手続きは以下の通りです。

埋葬までの手続きは以下の通りです。

1.医師から死亡診断書を受け取る。
2.喪主(届出人)又は葬祭業者が火葬場に予約受付の予約をします。
3.死亡診断書を添えて、死亡届を市役所の市民課に提出し、死体埋火葬許可証の作成と交付をうけます。
4.死体埋火葬許可証を斎場へ提出し、遺体を搬入します。
5.骨揚げ
6.死体埋火葬許可証の返却をうけ、最終受取りをする。
7.墓地の使用承諾書と印鑑を添えて、墓地の管理事務所へ「埋葬許可書」を必ず提出します。

分骨の手続き

分骨とは遺骨の一部を他のお墓に移すことをいい、法律上ではとくに規制はなく、必要があればいつでもできます。

分骨とは遺骨の一部を他のお墓に移すことをいい、法律上ではとくに規制はなく、必要があればいつでもできます。 その際に遺骨の所有権者の承諾、「分骨証明書」が必要となります。 所有権者でなければ、肉親でも分骨請求できないことになっておりますので覚えておきましょう。

【火葬場で分骨して二つのお墓に納める場合】
埋葬には火葬許可書が必要であり、以前は火葬許可書は一死体につき一許可書しか交付されなかったが 平成11年の法改正によって請求すれば、分骨する遺骨に対しても火葬証明書が交付されるようになりました。

【埋葬されている遺骨を新しい墓へ分骨する場合】
1.お墓の管理者に「分骨証明書」を発行してもらう
2.石材店に依頼し、墓石を動かして遺骨を取り出す
3.分骨先の墓地の管理者に「分骨証明書」を提出
4.納骨

葬儀を行った時点で分骨することが決まっている場合には、葬儀業者に伝えておきますと、 葬儀業者で分骨用の骨壷を手配したり、火葬証明書発行の手続きを火葬場に依頼してくれるでしょう。

改葬の手続き

埋葬された遺骨を他の墓地や納骨堂に移すことを改葬といいます。

埋葬された遺骨を他の墓地や納骨堂に移すことを改葬といいます。
改葬までの順序は以下の通りです。

1.移転先の寺や霊園の管理者から「受入証明書」をもらいます。
2.遺骨が埋葬されている市町村に改葬許可申請を行います。(遠方の場合は郵送を依頼)
3.二つの証明書を添付して、現在のお墓がある市町村役場へ「改葬許可申請書」を提出する。
4.改葬許可書を提示して遺骨を引き取ります。(改葬許可証は渡さないこと)
5.改葬先の墓地、納骨堂管理者に改葬許可証を提出してから納骨します。

遺骨の所有権は?

法律では明確に定められていないが、最近の判決例では
・配偶者の遺体や遺骨は、相続とは関係なく祭祀を主宰すべき者(祭祀承継者)生存配偶者が所有するとします。

法律では明確に定められていないが、最近の判決例では

・配偶者の遺体や遺骨は、相続とは関係なく祭祀を主宰すべき者(祭祀承継者)生存配偶者が所有するとします。
・内縁の妻であっても(内縁の妻は相続権はないが)祭祀を主宰すべき者であれば、認められています。
・相続によって相続人に帰属すること。
・指定がなければ、慣習によって喪主たるべき人に属します。
・一般的には、祭祀承継者のみが遺骨の所有権者になります。

祭祀継承者

祭祀とは、神や祖先を祭ることであり、それを継承していく人を祭祀継承者と呼びます。

祭祀とは、神や祖先を祭ることであり、それを継承していく人を祭祀継承者と呼びます。 祭祀継承者は、以下のように決められます。

1.死者本人の指定。遺言で指定されたものや生前であれば口頭でも構わない。
2.本人が定めなかった場合は、地域の慣習により定めます。(1.長男 2.配偶者)
3.指定された方や長男長女婿養子などが拒否した場合は家庭裁判所の調停または審判を申立てて定めることになります。

必ずしも慣習に従うというのではなく、過去の故人との生活環境や関係の堅密度など、 最もゆかりがある祭祀を行うのにふさわしいと思われる人が継承者になるのがよいでしょう。

納骨法要とは?

新しくお墓を建てた場合の納骨法要は、開眼法要を兼ねた形で行われます。

新しくお墓を建てた場合の納骨法要は、開眼法要を兼ねた形で行われます。 既に先祖を祀っているお墓に納骨する場合には、納骨法要のみを行うということになります。

宗教や地域によって異なりますが、本堂で四十九日の法要を済ませてから墓地へ移動し納骨式をします。 一般的には、遺族(親・兄弟・孫)や親族以外では特に親しい友人を招く程度でよいでしょう。

「埋葬許可証」と「認印」が必要となりますので、忘れずに持参するようにします。

神式では、十日目ごとの霊祭の日に納骨・埋骨することが多くなり、最も多いのが五十日祭です。 神官が立ち会い、お祓いなどの儀式の後、参列者が玉串奉奠をします。

キリスト教では、一ヶ月後が多いとされています。
神父様(プロテスタントの場合、牧師様)が立ち会い、聖書を読みお祈りをされます。 参列者は賛美歌を歌い、献花をします。