最近のお墓のかたち(デザイン)の傾向。メディア掲載記事紹介!

 

近年では、お墓のかたちも様々で昔ながらの縦型(和型)だけでなく、高さを抑えた横型(洋型)のデザインが好まれるようになってきました。今回は牧之原石材が新聞に掲載された、洋型墓石の記事についてご紹介します。

目次

  • 実際の掲載記事
  • 掲載記事の内容
  • 洋型墓石の特徴
  • まとめ

実際の掲載記事

静岡県の県紙としては発行部数がトップであり高いシェアを持つ静岡新聞(夕刊)の平成28年4月14日に掲載されました。
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掲載記事の内容

手入れしやすくデザインもおしゃれ

洋型墓石 県内でも人気

横長の洋型墓石の人気が上昇している。昨年の民間調査で、新たに建てた墓のうち縦長の伝統的な和型を初めて上回った。地震対策に加え、手入れのしやすさやデザインの自由度の高さが理由だ。家制度廃止や核家族化、少子化が積み重なり、墓守として女性の存在感が増したことが背景にある。
「おしゃれな感じいい。私たち家族の墓を造りたかった」。県中部の女性は今年、洋型墓石を購入した。亡夫は長男だが、一家は核家族。先祖代々の墓に入らないことは実家側に了承され、将来は、自身と子どもも同じ墓に入るつもりだ。
約300社が加盟する「全国優良石材店の会」の2015年お墓購入者アンケート(回答2570人)によると、建てた墓は、和型が39.8%、洋型41.8%。04年の調査開始以来初めて、洋型の割合が上回った。
牧之原石(牧之原市)では約10年前から、洋型が和型を上回り始めた。横長の安定感が地震対策として関心を集めている上、高さが低いため、女性でも手入れがしやすい。
「夫に先立たれ、墓参りを託される女性は多い」と影山晃社長(43)。家名より、「愛」「夢」「ありがとう」など好きな言葉や、バラ、サクラなど花の意匠を大きく彫刻するなどして、明るい雰囲気で供養できるデザインが可能という。
墓の民間相談窓口「お墓案内センター」(東京)の寺田良平代表は、「少子化の中、結婚して性が変わった娘でも、家名が入っていない墓であれば、実家の墓を継ぎやすい」と解説する。
墓を継ぎ、守る「祭祀(さいし)継承」問題に詳しく、「裁判例からみた祭祀継承の審判・訴訟の実務](日本加除出版)の著者、常葉大教授の梶村太市さん(74)=弁護士=は、「奪い合いだった祭祀継承は今、押し付け合いになる場合もある」と指摘。長男が「家」の財産も継ぐ家制度が戦後に廃止され、寺との関係や供養を負担に感じ、「家」の墓は不要と考える人の台頭が洋型墓石の支持拡大の底流にあるとみている。(加藤愛己)

洋型墓石の特徴

人気が上昇の洋型墓石の特徴についてご紹介します。
〇石同士の接地面が広いことから安定感があると考えられる。
〇お墓の高さが低くなりお掃除がしやすい。
〇お墓に入れる文字が自由に選べる
〇お墓の石の色も多種多様に対応できる。
〇文字だけでなく、絵も入れやすい
〇かたち(デザイン)も多種多様に対応できる。
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まとめ

子どもが仕事の関係などで別に住んでいるなどの理由による継承問題、お墓に彫り込みたい文字や絵、お墓に使用したい石の色など様々な理由から洋型墓石を好まれる方が増えてきました。少子化の問題からは、両家墓を希望される方も増えています。洋型墓石は、時代に合わせて変化する供養の方法に、柔軟に対応できるデザインであるともいえるのかもしれません。寿陵墓(生前に建てるお墓)も増えています。これからお墓つくりをお考えの方や建て替えを検討される方は、洋型墓石も候補としてみてはいかがでしょうか?。
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