2020年全優石お墓デザインコンテストで当社の墓石が大賞受賞|樹木葬 霊園

こんにちは!今回は当社のガーデニング・樹木葬霊苑「空の庭苑」にてお墓を建てられた方が、当社が加盟している「全優石(全国優良石材店)」にて行われているお墓デザインコンテストにて大賞受賞をされましたのでご紹介をします。色々な業種でナンバー1を決めるように、実はお墓にもコンテストがあるのです。当社も何度か受賞をさせていただいてるコンテストにはなりますが、今回のお墓は私も彫刻デザイン考案に携わったので、とても感慨深く嬉しい気持ちでいっぱいです。

目次

  • お墓デザインコンテストとは?
  • お墓建立の際のエピソード
  • お墓作りでこだわったところ
  • まとめ

お墓デザインコンテストとは?

お墓は死者の供養塔として慣習で建てるものだけではなく、この世に残された人の心の拠り所として大切なものです。全優石で毎年開催しているこの「想いを込めたお墓デザインコンテスト」を通じて、「お墓とは何か」ということを広く発信しております。審査はデザインだけではなく、お墓づくりへの「想い」に重点を置き、大賞、特別賞、ニューデザイン賞が決定します。

お墓建立の際のエピソード


積み重ねてきた家族のメモリーを2冊の石の本の中に刻み込んで、表紙には英語で「我が人生に悔いは無し」の充実人生
齢70を間近にし、私たちの終の住処をどう表現するか真剣に考えました。大自然に溶け入って子供たちと一緒に釣りやスキーに多くの刻を費やして来た事、喧騒の人里から飛び出しキャンプや山のいで湯に一時の癒しを求めて子どもたちと一緒に旅に出た事、ポンタッシェーベ(イタリア北部片田舎の都市)へのスローフードの旅で黄金色に輝くぶどう畑の丘や、オリーブを収穫する老夫婦ののんびりした労働に見入った事、”ヴィラ レ・モナーチェ”に泊り込んでカルミネさんからイタリア料理の手解きを受けた事・・・・子どもたちと共に過ごしたこれら数多くの想い出を一冊の本に詰め込んでみたら・・・・というのは女房の発案。いつの日かどちらかが先に逝ったら、残された人がここに来て石の扉(本の表紙)を開いて語りかける。私たちの美しく楽しかった過去を・・・
「ウン、いいね そうしよう!!」
本の表紙には、”I don’t regret anything in my life”(我が人生に悔いは無し)私たちの人生そのものだこの本を2冊重ねて背表紙に著者として二人の名前を彫って頂きました。石材店さんに心暖まる対応を頂き、素晴らしく居心地の良い家が出来て心から感謝しています

お墓作りでこだわったところ


お墓の形を考えるにあたり、人生の物語として「本の形にしたい」と施主が実際にラフ画を書いてきてくれました。とても素敵な図案だったのでなるべく希望に沿うよう意識をし作成をしました。私自身のイメージでは洋書でしたので、できればそういう本のイメージにしたいと思い書体や枠にこだわらせていただきました。原稿で描くものと御影石に彫刻をするのでは見栄えも違います。洋書に多いアンティーク調の線が細い枠にしてしまうとはっきりせずぼやけてしまうのでとても悩みました。彫刻担当と実際にお話をしながらどのようにしたらよいのかアドバイスをいただき施主と相談をしながら進めていきました。表現が難しい箇所も多々ありましたが、出来上がったお墓を見ると、原稿を忠実に再現した彫刻に思わず本を開けてみたくなる素敵なお墓になりました。施主も非常に喜んでおり、施主の今まで生きてきた人生や想いが凝縮したお墓になったのではないかなと思います。今回使用した石種は、インド産黒御影石MUとノルウェー産の茶色系御影石ブルーアンティークです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したお墓デザインコンテストは全優石を通し毎年開催されています。インターネットからでも受賞されたお墓を見ることができます。全国の様々なお墓を見ることで、他の方がどのような想いで建立されたのかが分かります。お墓の形や彫刻内容を見ていただくことにより、これからお墓を建てようと思っていらっしゃる方にとってはきっと参考になるはずです。是非一度ご覧になってみてください。そして、お墓を建てる際には是非ご家族の方と話し合って決めていただければと思います。又、こういうお墓を建てたいけど建てれないだろうと諦めていらっしゃった方は、出来る限り希望に沿った想いを形にするお手伝いをさせていただければと思いますので、是非当社へお気軽にご相談ください。

全優石お墓デザインコンテストの結果はこちら
全優石 お墓デザインコンテスト

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