焼津市発 樹木葬でも注目の「手元供養」とは?

みなさん こんにちは。「やいづさくら浄苑 」 村松です。「新型コロナウイルス」の非常事態宣言の解除後、都心を中心に感染者が増加傾向にあり不穏な感じを焼津市の当苑でも心配しております。まだまだ、気が抜ける状況にはなっておらず、当苑でも、引き続き公衆衛生対策をおこない運営をおこなって参ります。さて、今回は、当苑のご利用の方からも話題にのぼる「手元供養」についてご紹介致します。

 

手元供養の概念

「手元供養」は、一般的なお墓や納骨堂に遺骨を納めて供養する方法に代わり、 故人の遺骨を自宅など身近な場所において故人を偲ぶ 供養の一つとされております。その為、「自宅供養」などとも言われております。自宅以外にも、ペンダント、ネックレスのような身につけるアイテムや リップスティックサイズの携帯型の手元供養のアイテムなども紹介されており、「故人をいつも傍にに感じられる」供養のカタチであります。

 

 

全骨安置か、分骨安置か

手元供養の対象物となる遺骨を安置具合によって2つの種類に分けられております。故人の遺骨全部を自宅で保管する「全骨安置方法」と墓地や寺院へ納骨されたうえで、一部だけを手元や自宅に置いて頂く「分骨安置方法」があります。当苑の場合は、樹木のお墓をご利用頂いているので、一部を手元や自宅に置かれる後者についてご相談を承ります。

 

なぜ手元供養をおこなうのでしょう?

手元供養は「故人のことを身近に感じたい」「故人に偲びたい」という故人とのつながりを強く持ちたいと云う想いを持たれる方が使われております。当苑のような樹木葬の自由霊園においては、戒名を持たず、お位牌を作らない方々がいらっしゃいます。お位牌は、故人の魂が宿されたものとされ、自宅仏壇に置き、家族の方々が供養するものとされております。お位牌を持たないお宅においては、手元供養が、故人の魂に代わる対象物として置かれているのです。他にも手元供養になさる理由として、お墓が遠方であったり、お墓を持てない方などの理由のケースもあります。また最近では、墓じまい後に手元供養になさることもお聞きしています。心情的な感覚、供養感の多様性、それに都市部の住宅事情や経済的な面からも手元供養を選ばれているようです。

 

どのように供養するのでしょうか?

当苑で話題にのぼる分骨安置での手元供養ですと、「ミニ仏壇」や「飾り台」を用意され遺影やおりん、コンパクトな仏具などと共に、分骨されたミニ骨壺を供えた形が主流のようです。特別決まった形式がないのも馴染みやすい特徴でもあります。
当苑では、【Soul Petitpot / ソウルプチポット】のブランド商品をご案内しております。商品構成は、磁器、木製のものからガラス、純金、七宝焼など、多種多様な素材と形を取り揃えており多くの方にご利用頂いております。

 

 

まとめ

従来の供養の形式に当てはめず、故人への想いを形にできるとても分かりやすく興味深い供養のひとつでしたね。昨年行って来ました「エンディング産業展」でも 手元供養は大きなブースが設けられていて、多種多様な手元供養のアイテムが紹介されておりました。今後、注目される供養のひとつとして間違いありませんね。

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