生前にお墓を建てる『寿陵(生前墓)』の4つのメリット

皆さん、お墓参りに行ったときに、墓地で赤色や朱色の文字でお名前が刻まれているお墓を目にしたことはありませんか?実はそのお墓は寿陵といい、お施主さんが生前に建てられたお墓です。生前に自分のお墓を用意するなんて縁起が悪いのではないか?といった言葉をお聞きになったことがある方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれは迷信です!寿陵は古く昔から縁起のいいものとされているんです!!今回はそんな意外と知らない『寿陵』の歴史と、知って得する生前にお墓を建てる『寿陵』の3つのメリットを皆様にご紹介させていただきます。

・2017年3月5日に公開した記事ですが、内容加筆・修正し2018年7月19日に改めて公開したいます。

目次

  • 生前のお墓『寿陵(生前墓)』の歴史
  • 生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット①縁起がいい
  • 生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット②次の世代に負担がかからない
  • 生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット③じっくりと時間をかけて作れる
  • 生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット④相続税の負担が軽くなる
  • まとめ

生前のお墓『寿陵(生前墓)』の寿陵の歴史

寿陵はもともと中国ではじまったものですが、日本でもその歴史は古く【日本書記】や【聖徳太子伝歴】の中で今からおよそ1300年以上前に聖徳太子が生前に自らのお墓を作ったという記録が残っているほどです。また寿陵の【陵】は“みささぎ” “はか”と読み、中国では古くから「皇帝の墓」という意味で使われてきました。日本でも古くから天皇の墓を“御陵(ごりょう)”と呼んでいるなど、歴史と深い関わり合いがあることが分かります。
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生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット①縁起がいい

『寿陵』は古来中国ではもちろん、日本でも昔から長生きができ、その家に果報を招き寄せる縁起が良いものとされています。具体的には「長寿」のほかにも「家内円満」や「子孫繁栄」をもたらすと言い伝えられています。祝い事を表す“寿(ことぶき)”の漢字が使われていることからも縁起が良いとされている理由が分かりますね。

生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット②次の世代に負担がかからない

最近では縁起がいいという理由以外にも、子供に迷惑や負担をかけたくないという思いから、寿陵を選ばれる方も多くいらっしゃいます。いざ、お墓が必要になった時には当然その費用も用意をしなければなりませんが、事前にお墓を準備しておくことで、子供たちに負担がかかってしまうのではないかというような心配もなくなります。また、お墓は相続の対象にはなりませんので、不動産所得税・固定資産税もかかりません。

生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット③じっくりと時間をかけて作れる

もし「誰か身内で亡くなり、急いでお墓を用意しなくては。。。」となった時でも、お墓が建つまでには墓地決めから始まり、理想のデザインを考え、そして石材の加工や工事期間にいたるまで、たくさんのことを考慮し検討していく時間が必要になります。しかし、早急にご遺骨を納めたいという焦りから、納得のいく時間をかけずにお墓を建てた場合、後から後悔してしまうということも考えられます。また、生前にどんなお墓がいいと家族に伝えていても、必ずしもその通りに実現できるかも分かりません。寿陵であれば、じっくりと時間をかけることができますので、立地からお墓建立まで、理想のお墓を建てることができるのです。

生前のお墓『寿陵(生前墓)』のメリット④相続税の負担が軽くなる

寿陵(生前墓)で建てると、相続税の負担が軽くなります。なぜならお墓は「非課税財産」となるので、相続税の課税対象から外れるのです。また、お墓の購入は「使用権」となるので、「所有権」で発生する固定資産税や不動産取得税なども掛かる事がないのです。逆に、相続人の方が「お墓」という形ではなく「現金」という形で財産を相続された場合は、相続した財産の分だけ相続税が課税されてしまいます。その為、相続された財産からお墓を建てる費用を捻出したとしても、相続した財産の分だけ税金が掛かってしまうので、相続税の課税対象外となる生前墓を建ててから相続手続きを行うと、相続される家族の方の負担は軽くなるのです。

まとめ

今回いくつか、寿陵のメリットをご紹介させていただきましたが、実際に寿陵を選ばれる理由は人それぞれです。先日、寿陵でお墓を建てられたお客様が、「自分が亡くなっても子供たちに考えてもらえばいいと思っていたけど、生きている間に自分の入るお墓が見られるなんて素敵!」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。今まではまだ必要ないからと思っていたけど、最近なんとなくお墓のチラシを目にして気になり始めた。。。そういえばご近所さんがお墓を建てたと言っていたな。。。と、お墓のことが頭に浮かんだら、『寿陵』という形もご検討してみてはいかがでしょうか?
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